魔女と傭兵
各話あらすじ
第10話 討伐経験値
ギルドで、報酬が低い討伐隊への加入を呼びかけられたシアーシャは評価値加点の高さを聞き、二つ返事で参加する。特例での参加だと言うが、実力に見合う等級に引き上げたいギルドの配慮だった。戦闘で得た獲物の飛烏賊を味わったのち、ジグは一人裏路地を行く。
第9話(後編) 獲物争い
討伐対象の刃蜂と戦う岩蟲を見たシアーシャは、七等級が団結して戦う相手であり手出ししてはいけないが、迎撃をする体で岩蟲を倒してしまおうとジグを誘う。戦闘の末岩蟲と岩蟲が倒した刃蜂を回収しギルドに急ぐ二人の姿を、苦々しく見つめる冒険者たちがいた。
第9話(前編) 獲物争い
冒険者への不信感を露わにしたシアーシャの言葉に食いついてきた長耳の冒険者。魔女目線で反論しようとしたシアーシャをジグは止め、諌める。シアーシャは昇給狙いで効率良く魔獣を狩ろうとするもうまく行かなかったが、佇んでいたところへ本来の目的である飛烏賊が襲いかかってきた。
第8話 ただのナイフ
ギルドで九等級に昇格したシアーシャ。二人は昇給祝いに魔具を扱う店に赴く。ジグはそこで見た魔力を使わず魔術を切り裂ける魔装具の実用性と値段に頭を悩ます。後日ジグの元をアランと名乗る男が訪れる。ジグは、アランの人となりを見、肝心なところは誤魔化しながらも幽霊鮫から助けたのが自分であることを明かす。
第7話 糞野郎
魔獣退治に飽きたシアーシャに買い物を提案したジグ。店員に洋服選びを任せ、机で一休みしていると、眼帯をした神職風の女性から声をかけられる。乞われるままジグが水を差し出すと女性は幽霊鮫の件で人探しをしているのだという。シアーシャへの接触を仄めかす彼女を突然の腹痛が襲う。
第6話 幽霊鮫
不意な気配に思わず「後ろだ」と叫んでしまったジグの声に反応して、回避行動を取った四人パーティの前に幽霊鮫が現れる。ジグは陰から手助けをしつつ離脱する。彼らを見殺しにすれば楽だったというシアーシャを、多くの繋がりを持つことが身の助けになるのだとジグは諭す。
第5話(後編) はじめてのおしごと
転移石で徒歩七日の距離の森へ一瞬で移動した二人。初仕事なので見ていてほしいとジグに告げるとシアーシャは、向かい来る袋狼と対峙する。その後、他の冒険者の気配に気付いた二人は、後学のため四人組のパーティの戦いを陰から見学することにした。
第5話(前編) はじめてのおしごと
冒険者登録を前に取り乱すシアーシャを持ち上げ、落ち着かせるジグ。平静を取り戻し、受付に一人で向かった彼女は無事冒険者登録を済ませる。魔導書貸出料金に動揺したりしつつ、翌日ギルドで袋狼の討伐に挑戦しようと話していると、ベイツとグロウと名乗る冒険者から危険だと声をかけられる。
第4話 冒険者
二人は休憩中に遭遇した鎧をつけた猪を倒す。ハリアンへ戻ったシアーシャは魔術が受容される土地柄を活かし、そこに溶け込んで仕事をしようと考えている旨をジグに告げる。その場で目を惹いた狼人間たちが、魔獣討伐を生業とする冒険者である職業と知り、身近なジグを手本に冒険者を目指すことにした。
第3話 魔獣
地面から飛び出した魔獣を攻撃魔術で迎撃しようとしたシアーシャを、目立つ行動は控えるべきだとジグは諌める。魔術を索敵、攻撃をジグが請け負うことにし、辺りを一掃。悲鳴のもとに向かうが魔獣に襲われる乗船員たちの惨状に助力を諦める。戻ろうとした先の船は真っ二つになり諦観の面持ちで近隣の村に歩を進めた二人は、普通の人間が魔術を使っている様子を目の当たりにする。
第2話 異大陸へ
港町エスティナを訪れた傭兵と魔女。宝石を換金するとシアーシャは、ジグへ世間知らずな自分への指導を兼ねた護衛の前金にしてほしいと渡す。その後二人は情報屋のコサックから異大陸への乗船券を求め、調査船に潜り込む。道中、シアーシャに術の発動を見破った理由を問われたジグは臭いでわかるのだと告げる。二十日後、辿り着いた異大陸には先遣隊の痕跡がなく…
第1話 魔女と傭兵
恐怖の象徴魔女の討伐で、巨大な双刃の武器を抱えた傭兵が傍らの不審な女に危険を感じて飛び退くと、地面から飛び出した尖った土杭が雑兵たちの体を穿つ。果敢にも魔女を追い詰めた双刃の傭兵ジグは、自身と同様の命の軽さを魔女に重ね、新たな依頼主となった魔女シアーシャと共に彼女の安住の地を異大陸に求め旅立つ。
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